退職金の税務

 退職金は、通常、退職金の支払を受けるときに、勤務先に所定の手続をしておけば、源泉徴収で課税関係が終了しますので、原則として確定申告をする必要はありません。
 ただ、手続きは簡素でも、退職金の支払いを受けることは、一生のうちそう何度もあることではありませんので、慣れない手続きであるがゆえのミスや見落としには注意が必要です。

 一方、退職金の支払者側には、様々な注意点があります。
 「退職金」の名称でなくても、税務上、退職所得として扱われるものがありますし、損金算入に当たっては、満たさなければならない要件が複数存在します。また、令和4年1月以降は、短期退職手当等も施行されていますので、制度内容をしっかりと押さえておくことが肝心です。

 本書では、退職金に関する税務について、手軽に読めるよう基本的なポイントに絞ってまとめました。
 本書が皆様のお役に立てば幸いです。

税経編集部・編
令和4年7月20日発行 
定価 550円(税込)
販売価格 550円(税込)
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